コンサルタントテクニシャンの白田です。
これから寒さも本格的になって雪も降ってきます。
体調や車の運転にはくれぐれも気を付けてください。
今回はエンジンの不具合についてご案内しようと思います。
始動した時や走行中にエンジンが“ガタガタ”と振動した時
メーターにこのような警告灯が点灯することがあります。
エンジン不調にはさまざまな原因があります。
この警告灯の原因の一つにスパークプラグの磨耗が挙げられます。
スパークプラグはエンジンが動いている間は常に点火している状態なので徐々に電極が摩耗してきます。
電極の摩耗や劣化により碍子に亀裂が発生、カーボンやオイルなどの不純物が原因でエンジン不調になることがあります。
左側のスパークプラグは60000km走行した状態、右は新品部品です。
比較すると左のスパークプラグは電極のギャップ(すき間)が摩耗により広くなっています。
ギャップが広くなることで火花がうまく飛ばなくなり失火していました。
スパークプラグを交換することで始動不良、失火、加速不良、燃費の向上が改善することがあります。
スパークプラグはエンジンにとってとても大切な部品です。
スパークプラグの交換目安として2年又は40000kmが交換時期とされています。
交換目安ですので点検時に状態を確認して交換のアドバイスをさせていただきます。
その他にもさまざまな原因でエンジン不調になる可能性があります。
定期的に点検をすることでエンジン不調を事前に防ぐことができます。
プジョー広島ではお客様の愛車を確実に点検してアドバイスを行っています。
これからも安心して快適なドライブを楽しんでいただけるように取り組んでいきます。