コンサルタントエキスパートテクニシャンの白田です。
5月からフロント業務をしていますが、時には現場にも出て整備もしています。
今までの経験を活かしてお客様に詳しくお車の事を状態がお伝えできるように頑張りますのでよろしくお願いします。
間もなく冬がやってきてスタッドレスの組み換えの時期になります。
今回はタイヤ組み換えをご紹介したいと思います。
タイヤを外す前にまずはタイヤエアバルブのムシを外してエアを抜きます。
そして表と裏のビード(上記図参照)をタイヤホイールから落とします。
ビードを落としてタイヤチェンジャーにセッチングしてタイヤレバーを使いチェンジャーを回転させてタイヤを外していきます。
このタイヤレバーはスプーン状になっていてタイヤに傷が入らないような形状になっています。
タイヤを外したら組み付けていきます。
組み付け時はしっかりビードを押さえながら回転させながら組み付けていきます。
組み付け後はエアバルブのムシを取り付けて空気を入れればタイヤの組み付けは完了です。
しかし組み付け後に欠かせない作業があります。それはタイヤバランス調整です!!
タイヤバランス調整をしないと高速走行時に振動やハンドルが震える原因になります。
タイヤは真円に見えると思いますが、実はそうではありません。
タイヤーとホイールは1つ1つ重心位置が違うため組み付けると重たいところや軽いところができます。
この状態で高速回転するとブレてしまい振動が発生します。
そこできれいに回転できるようにウエイト(重り)を取り付けてタイヤバランス調整を行います。
ウエイトには、打ち込み式と貼り付け式の2種類がありホイールの種類によって使い分けます。
ウエイトを取り付け、きれいに回転するように調整します。
バランス調整が終わればタイヤ組み換えは完了です。
またタイヤ交換の目安はスリップサインが出る残り1.6ミリで交換時期です。
また年数が経過するとオゾンクラック(ひび割れ)も発生してきます。
安全に快適に走行できるように、タイヤの残量、空気圧のチェックをお勧めします。
タイヤの状態が気になることがありましたらお気軽にご相談してください。
また現在プジョーでは「ウィンタータイヤ&ホイールキャンペン」を行なっており
純正ホイールとスタッドレスタイヤのセットが大変お買い得となっております。
現物をショールームに展示中です。
この機会に是非!